自動車

敢えて想定外に

私の家からカミサンの実家に車で行くときですが、東京湾アクアラインを良く使います。
開通当初から通行料金の高さが話題になっていて、何度か値下げや割引施策が採られてきましたが、今でもやっぱり割高ではあります。それでも、他の経路を利用するよりも時間と距離が短縮され、かつ渋滞の頻度も少ないので利用しています。

アクアラインのトンネルは、先日天井板崩落事故が起きた笹子トンネルと同様の構造だそうで、きちんと管理していなければ天井板が落ちてくるかもしれません。笹子トンネルよりは開通年数が比較的近年なので、直ぐには大丈夫かと思いますが、海底下なので腐食の問題は厳しそうです。もっとも、天井板が落ちることは考えたら通れなくなりそうですが…

個人的には、天井板よりも地震や津波のリスクの方が高いだろうと考えています。
設計上は、関東大震災よりも大きい規模の地震(首都直下型等)の揺れに耐えられるらしいのですが、東日本大震災での巨大津波が東京湾で起きたら、無事ではすまないのは確実です。特に9.6kmのトンネル部は、制限速度70kmでは通過に8分以上かかります。速度違反承知の100kmで走行しても6分弱。トンネル進入直後に地震が起きてもスムーズに走行できれば何とかなりそうですが、渋滞中だったり地震による路面損傷などあったら、トンネルを抜ける時間はもっとかかってしまいます。
また、自動車の走行が不可能な状態では、路面下の緊急通路を徒歩で避難しなければいけません。そうなると、避難に要する時間は数十分から1時間を越える可能性も出てきます。そこへ、10mを越える津波が襲ってきたら…((+_+))

なんてことは想定せずに、いや、通り抜けるまで地震は起きないでね!と願いながら、毎回利用している次第です。

首都高八重洲線の区間通行止め

東京の物流を担う重要な役割を持つ、首都高速道路。
その、八重洲線の一部区間が現在建設中の環状2号線の工事のために通行止めとなります。
期間は、平成24年7月8日~平成26年2月(予定)の約1年半。
通行止めとなる区間は、八重洲線新橋出入り口と首都高1号線汐留JCT(出口)の間です。
(詳細は、首都高速(東京高速道路)のサイトhttp://www.yaesusen.jp/を参照)

首都高速八重洲線は、元々東京高速道路という首都高速とは別の会社が管理している、首都高と駐車場との間でダイレクトにアクセスできる道路との接続路線です。また、首都高速の竹橋方面と芝浦方面の双方向を行き来する場合、都心環状線の神田橋JCTから汐留JCTのバイパスとしても利用できます。

首都高速5号線沿線に居る筆者の場合、アクアラインとの行き来や子供の野球の試合会場として大井や羽田方面へ行く機会が多く、この路線をバイパスとして良く利用しています。以前は、乗り継ぎの関係で通行券の受け渡しが必要でしたが、今はETCでその手続きが自動化されノンストップで通行できるので重宝しています。
が、この通行止めによりそういった利用での時間的なメリットは、首都高環状線の障害等、限られた場合以外は失われることになります。(通行止め期間中は、一般道路を利用した乗り継ぎとなるため)

環状2号線が完成すると、赤坂・虎ノ門と晴海・豊洲・有明といった臨海地区の連絡がより良くなるでしょう。そのことは歓迎すべきことなので、工事期間中に都心環状線で渋滞(得に神田橋JCT周辺)が起きないよう祈るばかりです。

MPV復調(可変タンブルシャッターバルブ交換)

先日の12ヶ月点検で判明した「可変タンブルシャッターバルブ」の故障(欠損)を、日曜日に修理(交換)しました。
12ヶ月点検時に交換部品を発注しておいたので、作業時間は1時間ほど。費用は、工賃と部品代で1万円ちょっとでした。交換後に故障した部品を見せてくれましたが、ネットで見つけた記事と同じく、バルブに繋がる白いプラスチック製の部品がポッキリ折れてました。

本来ならば、ディーラの周囲で修理結果の確認走行をしたかったのですが、次の予定が迫っていたのでそのまま車を受け取りディーラーを後にしました。サービス担当が、「乗って直ぐに違いが判るはずです。」と言っていたとおり、加減速の変動は一切なくなり、定速走行時のがたつきも感じませんでした。

不調の症状からミッション本体に原因があるのではないかとの不安は雲散霧消し、もうしばらく乗れそうなことに安堵しました。
帰宅後、ディーラのサービス担当に電話で、修理の結果が良好である旨を伝えました。

可変タンブルシャッターバルブの破損らしい

今年の1月、「オートマの経年劣化」と言う記事で書いたMPVの不調3点のうち、2点の原因が判明しました。

先日、12ヶ月点検(いよいよ、12年目に突入!)を受けた際、ミッションの不調状況をディーラーのサービス担当に伝えてしっらべて貰った結果、エンジンの吸気量を制御する「可変タンブルシャッターバルブ」と言う部品が故障(欠損)して機能していないことが判ったとのことです。
サービス担当の説明では、この部品はエンジン回転、速度、ミッション、アクセル開度の情報から、適切なエンジン出力のための吸気量を制御するための部品とのことですが、吸気量を制御するバルブ(弁)を動かすためのプラスチック製のロッドが折れていて、バルブが動かなくなっているようです。私のMPVの場合、そのバルブが半開きの状態で止まっているために、加速不足や急な吹け上がり、あるいは定速走行時のエンジン回転数の乱れ(がたつき)が起きているとの説明でした。この故障は、同形式のエンジンを利用しているMPVやアテンザで類似の事例があったらしく、バルブが止まる位置によってはエンジンが停止して走行不能となった事例もあったとのことでした。
(結構、怖い故障ですな(汗))

帰宅後ネットで検索してみたら、私のMPVと同型やエンジンが同じアテンザのユーザーで、何件か同じ部品の故障の情報を掲載しているブログがヒットしました。中古でMPVを購入して、すぐにこの故障が起きてしまったユーザーさんは、購入保証で無料修理だったようですが、11年も乗っての故障だと、まあ経年劣化として考えるしかないでしょう。人によっては、走行性能関わる重要な部品と言えるのだから、リコールとまでは行かなくても素材変更等の改善対策をすべきと言う意見もあります。私は、まあ多少運転しづらく乗り心地も悪いものの、大きな事故や走行不能となっていない(単に幸運?)ので、有償修理でもOKと考えてます。

不調となった当初はミッション本体に原因があるのではないかとも思っていて、厄介なことになりそうだなと不安になりましたが、とりあえず1万円ちょっとの出費で改善されそうなので、少しほっとしています。

オートマの経年劣化?

新車登録から10年目に入った我が家のMPV。
走行距離が5万キロになろうかという所ですが、経年劣化と思われる症状がいくつか出てきました。
主に走行時に体感することで、3点ほどあります。

1.揺れの収まりが悪い
経年劣化と走行距離との両方の要因があるとは思いますが、走行時の車体の揺れが、新車当時に比べて大きく長く揺れるように感じてます。ショックアブソーバの性能劣化が、直接の原因として考えられますが、普通に安全に走行している限りは大きな問題ではありません。敢えて言えば、長距離で疲れやすいとか、車酔いしやすいとかはあるかもしれません。

2.オートマのロックアップ時のガタつき
トランスミッションは、油圧式OD機構付き4速オートマチックトランスミッション(AT)です。
Dモードでは一定速度以上となると、ATのスリップロスを防ぎ燃費向上のために、ロックアップ(直結)する機能が働きます。エンジンから駆動輪まで、マニュアルトランスミッション(MT)と同じように動力を伝える形となります。
このロックアップは、MTのクラッチと似た機構がATに組み込まれているので、ロックアップの際には半クラッチと似たステップを踏むことになります。
で、経年劣化として感じるのは、この半クラッチの状態がスムーズにいかずに、ジャダーのような振動を感じるようになりました。この振動を時速50~60kmでの走行時に感じるのですが、街中では利用頻度が高い速度域なので困ってます。運転もしづらく、同乗者も不快に感じますからね。

3.加速時のトルク変動の拡大
信号待ちなど、停止状態から発信して加速していく時には、アクセル開度、速度、に応じて、ATが適切なギアを自動選択し、それによりエンジン回転も変動していきます。これは、ATやエンジンのそれぞれの特性と言うか癖もあるのでしょうが、最近はエンジン回転が2000回転を境にして、エンジンの出力トルクの変動が大きく変化する。簡単に言えば、アクセル開度は一定でも、低速ギアで2000回転を超える状態では急加速し、ATが高速ギアに切り替えてエンジン回転が2000回転以下になると、トルク感が一気に失われて加速しないと言う感じなのです。その結果、リニアな加速が出来ずに、ある速度域からの加速では、急加速、減速(停滞)を繰り返すような感じになっています。

新車登録から10年目に入ったMPV。居住性や荷物の積載能力の面での使い勝手は、今売られている車よりもはるかに気に入っているのですが、2つ目と3つ目の症状が悪化したら、買い替えを検討しなければいけないかもしれません。

どうするべきか?

自転車の通行方法に係る話題がかまびすしいようですが、法律の想定と道路環境の実態との乖離が大きいことが問題の一つですね。

自転車は、法規上は軽車両と定義され、通行する場所は歩道ではなく車道と既定されています。で、私が自転車に乗っていて車道を走ろうと思って困ることが二つあります。
一つは、道路の右側を走りたいとき。
これは、自動車の進行方向(左側通行)と反対方向に進むことになります。おそらく、車道を走ろうとすると法律違反。歩道があって、その歩道の通行が許可されていれば、歩道を反対方向へ走ることが出来ますが、歩道がない場合や歩道の通行が許可されていない場合、自転車も普通自動車と同じく、道路の右側を走ってはいけないことになります。(法律上の解釈、定義の話なので、違っていたらご指摘のほどを)
実態は、これで違反を問われることはないとは思いますし、私も当たり前のように右側を走ります。来年からは自転車の通行に関して、警察が積極的に指導(悪質な場合は取り締まり)を強化するようですが、この件については不問になるのでしょうかね。ちなみに、私は今の時点では法律を厳守することは無理だろうと思ってます。

もう一つの困りごとは、交差点。
特に、自動車用の左折専用車線が設置されている場合、法律に従うとすると、自動車用の直進レーンを走行することになります。地域の交通事情にもよるとは思いますが、このような道路は主要道路で自動車の通行量も多く、ママチャリで走行車線まで出張って走る勇気はなかなかありません。
立場変わればで、私が車を運転している場合でも、そんな自転車がいたらちょっとびっくりしてしまうし、速度差が大きくて怖いです。(法律上は、自動車が速度を落とすか、間隔を開けて追い抜くかでしょうが、まず追い抜きは無理(車線をはみ出して追い越すことになりますが、法律上はみ出し禁止の場合が多い))
これも、実情は交差点手前で歩道に入って横断歩道か併設されている自転車横断帯を走行することが多いでしょう。私は、直進と左折が両方可能な車線の場合には、左折車に注意しながらそのまま車線を走行しますが、左折専用の場合には、やっぱり交差点手前で歩道に入ります。実際、そのような誘導のペイントがされていたりしますから。

自転車を通勤や仕事で利用されている方々は、どのように対応されているのか、気になります。

首都高速の新料金

既知の方も多いと思いますが、このお正月から首都高速の料金体系が変わりました。
今までは、埼玉、東京、神奈川の地区ごとに均一料金(一部特別料金もありましたが)だったものが、ETC利用の場合には地区に関係なく利用距離による従量制料金となりました。料金設定については、首都高速のWebサイトをご覧いただくとして、個人的には新しい料金体系での料金負担が増えました。

私がよく利用するルートは、主に東京都内の路線のみで、東日本高速道路(株)(JH)が管理する高速道路への接続が9割以上です。私の自宅近くの出入り口は5号線になりますが、以前は700円だったものが、全ての路線で900円の料金となります。また、ETC利用の休日や夜間割引で700円以下で利用が可能でした。
新しい料金体系でも割引が設定されていますが、適用条件が複雑だったり、通常は使わない利用条件だったりして、恩恵はほとんどありません。また、適用されたとしても割引額は100円程度で、実質800円は支払わなければいけません。

距離に応じた料金と言う考え方には賛同しますが、今の料金体系(設定)は、私にとっては正直高過ぎるような気がします。

車検

MPVの車検を受けました。
今年で4回目、丸9年乗って10年目を迎えます。
今まで乗ってきた車で最長の乗車期間となりました。

でも、長距離走行がほとんど無い(一番遠くて新潟)ので、走行距離はそれほど伸びていません。
とは言え、流石に9年も経つとくたびれてきた部分もあります。
最近気になっていたのは、エンジン音の変化。
昨年までは、購入時から大きな音の変化は無かったように思いますが、今年に入ってからはアイドリング時に周期的に耳に付く音が出始めました。
擬音で表現するのが難しいのですが、回転の重心が偏って回っているように感じる音です。

今回の車検で、エアコンや発電機用のベルトのテンションプーリーに錆が発生して、先の音の発生源になっていることが判りました。なので、これらを交換したところ、見事に音が治まってました。
ちょっとばかり部品代と工賃が高かったのですが、仕方ありません。
その他、エンジンオイルやLLCなど消耗品を一式交換して、費用の総額(税金・保険込み)は17万円ほどになりました。(*_*;
やっぱり、車の維持費は安くはないですな。

自動車税と車検と

5月は自動車税の納付月です。
加えて、翌6月には車検があります。
合わせて10万円ほどの出費となりますが、銀行口座は赤字状態。

さて、どうしましょう?

カーディーラーからは、震災の影響で中古車需要が高まっているから下取りが高くなるのでとの買い替えを勧める電話が来ます。
が、今の家計の収支状況では、それこそ宝くじの1等でも当たらなければ、車なんぞ買い替えられません。
まあ、今の車(MPV)以上に使い勝手の良さそうな新車が(特にMAZDA車)に無いという事情もあって我慢は出来そうです。唯一残念なのは、TVのデジタル放送に未対応なので、この夏からTVモニターはDVD再生専用となってしまうことですかね。

バンパー修理

先日の接触事故で傷がついたバンパーを修理しました。
修理は交換。
保険適用で、負担はゼロです。(等級は3段階下がりましたが)

走行に支障はまったく無かったのですが、事故の痕跡を引きずるのもなんですので…

より以前の記事一覧