ニュース

今年の中国は要注意

しばらく記事を書かない間に、いろいろ騒がしくなってきたようです。
北朝鮮は相変わらずですが、その後ろ盾になってきた中国も危なくなってきた感じです。
尖閣諸島をめぐる問題については一度記事にしましたが、どうも先方はますますゴリ押しを強めてきたようです。
火器管制レーダーの照射について、当初はとぼけてましたが、ここへきて真向否定して日本側のねつ造・悪質なプロバガンダと言い始めました。まあ、これもある程度予想できた反応ですが、この流れは戦争を仕掛ける側の常套手段に似てきています。
即ち、いざこざの種を自ら捲いておいて、ちょっとしたことから徐々に事件を大きくして、最終的には自ら仕掛けたことを相手の責任として正当化する手段です。これは、満州事変をはじめ、過去の多くの紛争で行われてきたことです。

今の日本は、良くも悪くも現行憲法9条の制約があるおかげでこの罠には嵌りにくくなっていますが、やったもん勝ちで敗者には容赦ない歴史のある国は、そんなことはお構いなしに戦争を仕掛けてくる可能性はゼロではないと思っています。
ある種、冷戦時代のソ連よりも厄介な相手だと思っていた方が良いでしょう。
次はどんな言いがかり、暴力を振るってくるかわかりません。経済・文化面で政治危機を脱却するなんて当面は望めないと思っているので、かの国に進出している企業・人員の先行きも心配です。

してやられた!

と、いう感じのある北朝鮮のミサイル発射。
韓国などは打ち上げ前の情報戦でもはめられたようですし、計画通りの結果となって北朝鮮側はほくそ笑んでいることでしょう。。

国連安保理では緊急会合が開かれるようですが、まあ北朝鮮に対する効果的な制裁など期待できないでしょう。
他地域の紛争ですら、まともに解決する能力を安保理は発揮してきたとは言い難いし、この問題では盗人猛々しい中国が後ろ盾にもなるでしょうから。
やはり、訳の解らないおかしな輩が近くにいる以上、自分の身は自分で守るしかないと思いますがね。

ええ加減にせぇよ!

大人しくてらぁいい気になりやがってぇ! と、最近とみに憤ることが多くなりつつある、尖閣諸島での中国艦船による領海侵入事案

---------------------

(12/13追記)
とうとう、飛行機まで繰り出しやがった!!
武力対峙しないという日本を見下している。
完全なる主権侵害、侵入ではなく確信的侵犯であるのだから、より強行な対応が必要であろう。

今更ながらの金環食

22日朝に、東京(自宅)で観測できた金環食の写真です。
前夜から雲が厚くなったので見れるかどうか不安でしたが、朝は雲が薄くなり切れ間からも太陽が顔を出し続けてくれました。

20120521kinkan_dsc_0378tr


写真を見てのとおり、雲がかかって減光した状態での撮影です。というのも、太陽撮影専用の減光フィルターは所持していなかったので、これが快晴だったら撮影は出来ませんでした。薄曇がそのフィルターの代わりをしてくれた形で、ある意味「ラッキー」だったと思います。

私自身は、太陽観測専用の双眼鏡でも見ることが出来ました。

矛盾か

年金制度の議論の中で、若者(年金の資金上の負担者)人口が減っていることが問題の一つに挙げられ、少子化対策などに発展して来ました。しかし、出産・育児にかかる親の経済的・身体的負担はなんら変わらず、逆に昨今の経済状況からも親が共働きをしなけれならいのに、子供を預ける施設が足りずに、子供を産みたく(育てたく)ても産めない(育てられない)という状況もあります。

加えて、昨年4月に最終学歴を終えて就職した若者についての、追跡調査結果のニュースがありましたが、それによると大学卒で半数近くが、高校卒では3人に2人が就職浪人もしくは就職した仕事から退職(離職)して現在無職になっているということです。一生懸命子供を育てても、その子が出来る仕事が無い。
年金を支えてくれるはずの若者が、年金を払える仕事に就けないという、矛盾した状況になっているように見えます。若者の離職率の高さには、仕事の求める人材と働く側の仕事に対する希望要件の差異が大きいと言う事情もあるようです。

一方では、高齢者の年金支給までの繋ぎとして雇用対策として定年の延長論議もあり、経済環境が好転して企業活動が拡大しない限り、若者の仕事は減る一方になると考えられないでしょうか。(実際、企業はこれを主たる理由にして、定年延長に反対する意見のようです。)

で、最終的には私たちの年金も破たん… ああ、オソロシヤ

原発も公害か?

前記事で、原発のベネフィット(利益)とリスクについて、大型ジェット旅客機と比較した書き方をしました。
もうちょっと、リスク部分のイメージが近いと思われる「公害」として考察してみました。

日本では、戦後の昭和20年~40年にかけての高度経済成長期に、産業の発展とともに重大な公害問題を経験してきました。4大公害病として記憶される、水俣病(熊本、新潟)、イタイイタイ病、四日市ぜんそく、その他にもカネミ油症もありました。さらに、古くは足尾鉱毒事件も、日本の公害問題の先駆けとして記憶されている所です。
いずれも、原因となる有害物質が地域汚染を引き起こし、それを知らずに一定期間摂取した人たちが発病したというものです。これらの公害は、発病(問題発生)後に原因物質と発病の仕組みが解明され、その後も被害者の救済にも長い期間がかかりました。また、一部では現在でも裁判が続き、問題の完全解決に至っていないものもあります。

原発事故では、有害物質は放射性物質で広範囲に汚染が起こり、かつ通常では人間が感知しえないものです。そして、長期間にわたり強い放射線を出し続け人体が被ばくした場合、様々な放射線由来の障害(病気)を引き起こすことになります。この被ばくの影響については、ロシアのチェルノブイリ原発の事故後の状況でも明らかです。

一方、過去の公害病では、原因物質の除去と汚染防止の手段が図られ、またそれらを生み出した産業においても技術革新等で有害物質の排出防止が図られました。結果、今でもこれらの産業で生産された製品を、私たちは有効にかつ便利に利用することが出来、一面では現在の生活に必要不可欠なものとなっているものもあるかと思います。これらの公害問題が議論されたときでも、当然有害物質を排出した企業や監督者の公的機関の責任は追及されてきましたが、その産業すべてを未来永劫止めてしまうと言う話は、表だって語られていなかったはずです。実際、現在でも公害の発生責任を負いつつも、事業を継続している企業もあります。

事故起こした福島第一原発以外の原発では、今は一時的に稼働を停止しし、様々な観点から福島第一原発の事故の再発防止の検討を行っている段階です。一方では、即刻原発は再稼働させることなく廃棄すべきという主張も大きく取り上げられています。汚染の影響範囲の規模や時代背景の違いがあるにせよ、過去の公害も原発による放射性物質の問題も、似たようなモノと思えて仕方ありません。
四日市ぜんそくでは、石油化学工場の排煙が問題となりました。今では、汚染物質を除去する技術が確立され公害は改善されましたが、それまでの間も工場は稼働し続けました。また、排煙の問題は四日市のみならず、全国の石油化学工場で共通の問題だったはずですが、公害防止のために全国の工場が一斉に長期間停止したり廃業したと言う話は聞きません。しかし、原発ではそれを主張する人が多くいます。この違いは何でしょうか??

原発が生み出すもの(目的)は、電力です。その電力を生み出す手段は、原発以外にもいくつもあります。
産業レベルとして一定の出力を安定的に生み出す手段として考えた場合、現時点で実用的な手段は、水力、火力、地熱が考えられます。ついで、最近話題となっている風力、太陽光、燃料電池でしょうか。
それぞれの方式について、私の印象を書いてみます。

火力は、以前は発電量の主役でしたが、原発稼働後は燃料コストと排出ガス(温暖化効果)の問題で稼働を縮小する傾向にありました。一部のガスタービン方式の発電は、技術革新で低コスト高効率となり、拡大する可能性がありますが、原発の規模には及びません。昨日の記事にも書きましたが、今は原発が停止した分の不足電力を補うために、稼働可能な火力発電所がフル操業状態です。即ち、化石燃料をたくさん消費し温暖化ガスもたくさん排出しています。

水力は、概ねダムを用いた水の位置エネルギーから電力を生み出す方式です。それゆえ、ダムに適した立地条件が限られ、かつ最も大規模な土木工事が必要となります。発電プロセスにおいて温暖化ガスは発生しませんが、異常気象等による水不足となると発電が十分できなくなります。また、大規模な土木工事が自然破壊に繋がるとか、工事にかかる利権の不透明さが報じられたりしたことで、ダム建設も忌避される傾向が続いていました。何よりも、発電を開始出来るまでの工事期間も長くなり、原発が即時停止となった場合には代替えにはなりません。

地熱発電は、水力以上に立地条件が厳しく、現在の日本では大規模な発電所の設置は事実上不可能な状態と聞いています。

風力発電は、何よりも供給力が不安定で大容量発電が難しいと言う欠点につきます。風が吹かなければ発電できません。また、台風のような強風や突風でも発電が出来ずに停止せざるを得ません。加えて、風車が発する風切り音が新たな健康被害の要因となる問題があるようです。

太陽光発電は、メガソーラー発電計画として注目されています。こちらも、装置の製造時は別にして、発電のプロセスでは温暖化ガス等は一切発生しません。ただし、日本のような気候変化が激しい場所では、発電効率はやや悪くなってしまいます。加えて、昨日の記事にも書きましたが、すべての生命活動の源とも言っていい太陽光を、発電のために搾取せざるをえないと言う事実があります。この点で、地球の自然に対して一見優しそうでありながら、実は一番厳しい容赦ない発電方法なのかもしれません。

さて、原発の即時停止、廃棄を主張している方々は、現実に今ある電力不足への対応方法は何がベストだと考えているのでしょう?
「無駄、無駄以上の電力消費の徹底抑制 (例えば、24時以降早朝迄の間のテレビ放送の中止?、家庭用電化製品の利用制限?、深夜営業店舗の営業時間短縮?)」でしょうか? 実効性を高めるには、現在の生活で享受している電気による利便性を、ある程度捨てなければいけないと思います。
「代替発電方法の拡大」でしょうか?まずは短期的には既存設備のフル活用出来るのは火力発電所のみです。そうなると、放射能汚染よりももっと厄介な温暖化ガスを大量に排出し続けることを容認することになりますね。長期的には、水力発電は太陽光発電の拡大もあるでしょうが、この場合は新たな自然環境破壊を容認するとも言えます。(よもや、対応方法は為政者が考えることでわしゃ知らん!なんて無責任な方はいないと思いますが)

と言うことで、私個人はすべての原発を即時停止(廃棄)と言う主張には、現状で賛同できかねます。無論、事故や被災していない原発全てを、今のまま動かすことに全く抵抗が無いわけではありません。言ってみれば「走りながら考えて、改善を図る」と言うのがベストだと思っています。災害への耐久力が比較的高いと思われる原発は、再稼働し運転を継続。その間、電力消費の抑制に努め、代替発電方法の効率化と安定化の実現のために技術革新に励むと言うことが、今のベストかなと考えてます。

まあ、マスコミの世論調査結果を見ると、私のような考えはどうやら少数派みたいですが。

「脱原発」について考える

東日本大震災とそれに伴う福島第一原発の事故から1年が過ぎました。
応当日の11日は、各地で慰霊祭が営まれ、テレビも、ほぼ全局が特番を放送してました。

津波の被害も深刻ですが、さらに輪をかけて大変なのが福島第一原発からの放射性物質の汚染事故。放射性物質は目に見えず、また人為的に放射線の放出を抑止できないため、汚染地域から除染するとしても結果としては移動させるだけです。
また、汚染地域にあまねく拡散し、そこにある湖沼や流域に汚染地域がある河川では、水中に放射性物質が集約されて沈降しているとの報道もあります。この放射性物質の汚染事故から、いまや反原発とか脱原発の論調が大きく広がり、今や国内の原発は稼働しているのが僅か2基となり、残りの原発は全て運転停止で再開の目途が立っていません。事故直後の電力会社及び国からの情報発信も、満足がいくものではなく、反原発と脱原発の論調に勢いを与えています。

さて、ここで個人的に原発の功罪と言うか、存在意義を簡単にかつやや乱暴に考えてみます。
原発は、文明科学の象徴ともいえる存在で、安定的に稼働している限りは、低コストで電力を大量に供給する能力があります。その電力により、私たちは日々の生活から工業製品や農産物、ありとあらゆる産業で電気による恩恵を受けてきました。これは、例えば移動手段としてより遠くへより早く快適に移動するために、大型ジェット旅客機や新幹線を利用するのと、根幹は同じだと思っています。
ただ、便利で快適な文明科学の産物は、それなりにリスクもあります。原発では放射能物質ですが、大型ジェット旅客機とて、事故と言うものがあります。そして、最悪の事故としては墜落というものがあり、運悪くそういった事故に遭遇してしまったら生存する可能性は限りなくゼロに近いでしょう。残念ながら、そういった事故は世界的にみれば1年に十件程度は発生しているようです。ジェット旅客機は、化石燃料を高層域で燃やすので、それについての環境汚染への懸念も指摘されています。しかしながら、今のところどれだけ墜落事故が起きようと、ジェット旅客機を止めようと言う活動は聞きません。これは、単純に墜落と言うリスク(日航123便では520名余と言う犠牲があった)を享受してでも、その利便さを捨てられないということです。

振り返って原発です。
放射性物質の汚染は深刻なのは、明らかです。ただし、原発はこの事故が起きる前までは、発電量単位では他の発電方法よりも低コストであり、また温暖化ガスをほとんど排出しないということで、昨年末の政府の温暖化ガス排出量削減の一手段として、原発建設の拡大も盛り込まれていたほどです。また、発電所周辺の地域経済に対して、その実態の賛否はあっても現実に寄与していたのも事実だと思います。そういった効果を捨ててでも、今回の事故で現実化したリスクを回避すべき(ゼロにする)というのが、脱原発・反原発の意味するものなのでしょう。
ここで、脱原発・反原発は原発に代わる発電方法として、再生可能なエネルギーを利用したもの(風力、水力、地熱、波力、太陽光等)を推進すべきといっているようです。しかし、これは私から見ると「ジェット旅客機を止めて、帆船で移動しよう」と言っているように思えてなりません。(最初に言ったように、あくまでも私見で単純かつ乱暴な見方です。また、脱原発や反原発を主張ている人たちが、その類いの話をしたとか、受容する覚悟を持っていると言うことも聞いてはいません。)
現実に、電力不足を補うために、今は火力発電をフルに活用している状態です。これは、温暖化ガスである二酸化炭素を大量に排出する一方、燃料(発電)コストが大きく嵩む結果となっています。このため、昨年暮れに策定した温暖化ガスの排出力削減の目標は、もはや達成不可能なのは明らかなのではないでしょうか?
(このことを、今の政権は何も説明しないのも、気に入らない。)
水力発電はダムが必要となります。が、これも震災以前は、コストパフォーマンスや建設地域の自然破壊などがクローズアップされ、各地で脱ダムの動きが顕著でした。が、震災後はどうなったのでしょう??原発の代わりとする、発電用ダムの建設を推進すると言う話も聞きません。
ちなみに、ダムも地震のリスクからは逃れられません。現実に、震災では農業用水用のダムが地震の揺れにより決壊して犠牲者が出ています。他の発電方法とて、大震災のリスクは何かしら存在し、発電力の規模や安定度では、現時点では到底原発の代替にはなりえません。最近話題のメガソーラー発電ですが、広大な土地が必要でかつその施設内では自然環境と言われるものは皆無となるでしょう。要は、自然環境を育む太陽エネルギーを搾取するのがメガソーラー発電だとも言えますので…

この先、さらなる技術革新が進んで、原発以外の発電方法が原発並みのコストパフォーマンスを発揮する日が来るかもしれませんし、それを目指さなければいけないでしょう。が、それにはまだまだ時間が必要です。
今、原発をすべて捨てることは、経済活動を縮小し生活レベルを下げることになります。今のところ、私にはそこまでの選択は出来ません。今ある、原発のリスクを享受しながら、他の代替手段の発展度と引き換えに徐々に原発への依存度を縮小していくと言う方法が現実的であろうと思っています。

文明の利器には、必ず利点と欠点、効果とリスクがつきものです。その中で相反する問題のどちらに軸足を置くか。軸足を置く場所によって主張が異なってくるのが、原発問題であろうと考えます。

こうもりも?

この冬猛威をふるったインフルエンザ。
昨年まで話題となった新型ではなく、以前から流行を繰り返した型のようですが、どうもウイルスがマイナーチェンジをして予防接種が効きにくくなっていたとの見方もあるようです。ちなみに、私はワクチンの接種を受けていませんが、幸いにもこの冬はインフルエンザには罹患していません。

今、恐れられているのは、毒性の強い鳥インフルエンザが人感染型に変異することですね。この新型は、事前にワクチンが作れないために、感染が始まれば今冬のような爆発的な感染(パンデミック)になることも懸念されています。
そんな脅威がまた一つ増えそうなニュースがありました。
今回、南米に生息する蝙蝠の中から、新たなインフルエンザウイルスが発見されたと言うものです。幸い、今すぐ人間に感染するものではないとのことですが、鳥よりは人間に近い哺乳類ですから、人に感染するウイルスの変異のリスクの高さは、鳥インフルエンザに勝っても劣らないのではないかと危惧してます。(実際、今ある感染症のに中には、蝙蝠が媒体となって人間への感染が始まったものもあるとのことですから)

花粉症も

インフルエンザが猛威をふるっている東京ですが、もう一つ悩ましい人が多い花粉症もシーズンインしたとのこと。
スギ花粉の量は、極端に多くないとの予想でしたが、もう飛散を始めているのですね。
周囲で、花粉症に悩んでいる人の中には、先週の内から「飛び始めたかも…」と言う人がいましたが、本当だったようです。
これから春に向けて、風邪と花粉症でマスク姿の人が街中に溢れるかもです。

メタボ改善にトマトジュース

トマトに、中性脂肪を減少させる効果のある成分が含まれることが判ったとのニュースがありました。しかも、生のトマトよりも加熱加工されたトマトジュースの方が、その成分の含有量が増えているとか。
早速買って毎日飲むかな~
(って、いきなり品薄になったりして…)

より以前の記事一覧