鉄道

東京地下鉄(メトロ)丸ノ内線02系更新車の内装が変更

2009年から始まった、東京地下鉄(メトロ)丸ノ内線02系車両の更新工事については、多くの鉄道ブログ等でも紹介されています。更新対象となる19編成の半数以上の更新工事が終っているのではと思うのですが、先日乗った更新車(第06編成)では、更新車の特徴の一つだった車内の化粧版の色が、サーモンピンクではなくホワイト系の色になっていました。これは、未更新の車両のベージュ系の色よりも、もっと真白に近い色です。
(通勤途上のため写真が撮れませんでしたが、近日中に撮影チャンスがあれば、追っかけ掲載します。)

初代300系車両のイメージを踏襲したサーモンピンク色でしたが、東京メトロに聞いてみたところ、「社内検討の結果、より明るい快適な車内の環境をお客様に提供したい。」という理由でカラーの変更を行ったとのことです。今後、更新工事が行われる車両の内装は、すべてホワイト系になるようですね。(他に工事仕様の変更は無いと、聞いてます。)
ちなみに、既にサーモンピンク色で竣工した車両については、内装カラーの再変更の予定は当面無いようです。

過熱気味の廃止列車人気

いわゆる鉄チャンと呼ばれる鉄道ファンでも、鉄分の血は薄目と思っているワタクシから見ても、最近の廃止列車に対する人気は少々過熱気味と見えます。(と言いつつ、5年前には長男共々廃止1か月前の寝台特急「はやぶさ」と「さくら」の変則日帰り往復乗車などやらかしましたが)
中でも一番は、今報道にもあるように列車を撮影する「撮り鉄」と呼ばれる方々。ワタクシが鉄分の血に目覚めたのは幼稚園の頃で、小学校の時には一時期「撮り鉄」に足を踏み入れかけたこともありました。が、限られた小遣いでフィルムを買って現像までするのはなかなか難しく、交通費も含めると親のすねをかじる身分ではおいそれと手が出ない分野でありました。

しかし、今はデジタルカメラやビデオが安価で手に入り、フィルムや現像のコストがかからないので、すねかじり世代でも交通費だけの負担で撮影に臨める時代となりました。(我が家の長男も、その端くれにいたりしますが…(汗))
また、それらの画像を世間様に開示する手段として、インターネットが手軽に利用できる環境もあります。この便利さに加えて、JR発足後に鉄道車両のデザイン・機能の多様化も進んだことが、すねかじり世代のみならず、潜在的「撮り鉄」ファンの需要も喚起した結果、今の状況が起きてきたと思っていますが、どうでしょうか。

ただし、人が増えれば、いろいろとトラブルが起きてくるのが常であります。ジコチューとも思われる人間による事件の報道も、増えてきています。
今日12日に定期運用から外れる夜行特急の「北陸」と「能登」についても、連日大勢の「撮り鉄」の人が詰め掛けているとの報道がなされています。その最終日に、不慮の事故やトラブルがニュースにならないよう願うばかりであります。

東京メトロ 丸の内線02系リニューアル車

通勤で利用している東京メトロ(今でも、つい営団と口走ってしまいますが…(汗))の丸の内線。
先般、使用車両02系のリニューアルがニュースになっていました。
東京メトロのニュースリリース
 http://www.tokyometro.jp/news/2010/2010-01.html

その最初の車両が先月から営業運転を開始したようですが、全部で53編成の内のまだ1編成のみ(?)なので一日二回の乗車機会では、なかなか出会えませんでした。その車両に、今日ようやく乗ることが出来ました。東京メトロのニュースリリーにあるリニューアルのポイントの内、車体のウェーブデザインは、ホームドアのために良く見ることが出来ませんでした。(が、帰宅時にまたまた運良く、対抗線ホームにやってきてくれて、綺麗なウェーブを見ることができました。(^ー^))
室内では、サーモンピンクの内装がちょっと新鮮で、各ドア(千鳥配置ではない)の上部に設置された液晶モニタ2台による情報提供も先進性を感じさせました。左側のモニタでは、今のところ東京メトロのコマーシャル画像のみが流れていましたが、将来リニューアル車が増えてきたら、いろいろな情報が提供されるようになるのでしょうか。右側のモニタは運行情報(次の駅、車両と改札口位置等)が日本語と英語で案内されていました。座席とドア部の仕切りも意匠が変更されていましたね。その他、搭載機器などの詳細は、専門雑誌等をご覧いただければと思います。

で、一つだけ気になったところがありました。私が乗った乗降口のドアの閉まり方に、ちょっと変わった所があったのです。(通勤の混雑で、たまたま乗降口の傍に乗ることになったので)
それは、ホームドアと一緒のタイミングで閉まった際に、完全に閉じずに左右のドアの間に1cmほどの隙間が残ったことです。これで大丈夫なのか?と思っていたら、車両が動き出すと同時ぐらいに、思い出したようにその隙間を埋めるようにドアを閉じる動きをしました。結果、走行中はきっちりドアが閉じている状態なのですが、乗車中のすべての駅で同じ動きをしていました。
この動きの意味として考え付いたのが、一時期事故が続いたベビーカーの車輪をドアに挟んだまま発車してしまう事象の防止かなとも思ったのですが、隙間の幅が適切なのか判りませんし、そもそもホームドアがある丸の内線ではあまり意味がないですよね。それに、通勤時で車内が混んでいたため、自分がいた乗降口以外の他のドアも同じ動きをするのかどうかも確認できていませんので、そのドア固有のちょっとしたクセ(?)だったかもしれません。

予定変更

この6日~7日の土日は、とても強い冬型の気圧配置となって、東京でも北風が吹き荒れて、次男の野球の試合では、とても寒い思いをしました。北陸から上信越、東北地方の日本海側を中心に、猛烈な吹雪か大雪に見舞われ、交通の混乱など生活に影響が出た模様です。
この週末に、長男は高校進学のお祝いとしてJR東日本の「土日きっぷ」を使った旅行に出かけましたが、当初乗る予定だった特急列車や夜行列車が、のきなみ吹雪の影響で運休となって、旅行行程の変更を余儀なくされました。

お天気ばかりは、どうにもならないので、仕方ないですね。

合格祝い

長男の高校合格のお祝いですが、本人の強い希望も合って、JR東日本が発売する「土日きっぷ」を使った旅になりました。

この「土日きっぷ」は、名前のとおり土日限定でJR東日本管内の列車が乗り放題(一部、新幹線・特急も利用可能)というお得なきっぷですが、この3月で発売終了となるとか。なので、息子はどうしても乗っておきたいみたいです。以前も、一度同じように土日きっぷを使って一泊二日の旅をしたことがあるのですが、今回も土曜の夜から寝台列車に乗って、丸二日間乗り潰すみたいです。

ちょっと心配な所もありますが、10代の今しか出来ない(年齢的には、私など到底無理)ことかもしれないですし、お祝いの約束ですから、行かせることにします。

カックン止まり

10月から、東京メトロの丸の内線を利用して通勤しています。
4年前に異動になるまでの間も利用していたのですが、その頃とはいくつか運行方法の変更点があります。

一つは、ホームドアができたこと。そして、もう一つはワンマン運転になったことです。
4年の間にも、通勤以外で何度も利用していましたから、これらの変更点は知っていました。
ですが、最近になってもう一つ変わったなぁと感じていることがあります。
それは、駅に着いて停止するときの電車の挙動です。
一言で言うと、今はほとんど全ての駅で、「カックン止まり」になっていると言うことです。

元々日本の鉄道の運転技術は、世界一と言うほど優れていて、安全・時間通りに運行され、駅の停車位置も常に50cmも狂わないほどです。(もちろん、極たまに停止位置の変更なんてこともありますが)
それに加えて、駅に停止するときも、アレだけの大きく重い車体と大勢のお客さんを乗せていても、非常にスムーズに小さなショックで止めることが出来ます。ですが、ホームドアが出来て以前にも増して駅での停止位置の狂いに対してシビアになったのかどうか判りませんが、ホームドアの所でカックンと止まる感じを強く受けます。
同じ通勤時に東京メトロ東西線も使いますが、こちらはホームドアがないせいか、電車の止まり方は昔ながらスムーズに感じます。

久しぶりの鉄博

25日の日曜日に、Teppaクラブの会員更新のために鉄道博物館へ行ってきました。
鉄博そのものが、とても久しぶりでありましたが、21日に公開が始まったばかりの初代0系新幹線も見てきました。
 
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開業当時の東京駅ホームを再現したジオラマで公開されていましたが、ホームの設備・什器も当時の仕様を再現していて、懐かしさに見入りました。
さて、0系新幹線の先頭(運転室)部分だけなら、神田の交通博物館時代に屋外展示されていたものが開館当時から展示されています。

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どっちがどっち? と聞くまでも無いでしょうが、21日から公開された車体は、可能な限り開業当時の仕様になっているとのことです。
 
この日は、日曜日にしては思いのほか入場者が少なかったようで、エントランス2Fにあるステンドグラスの全体写真も、ゆっくりと撮影できました。
 
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また、午前11時過ぎでもD51シミュレータやミニ運転列車の予約の列に余裕がありました。そこで、D51シミュレータに乗ってみましたが、すっかり操作を忘れていて、停止位置とは全然違う所で止まってしまう体たらくでした。
ちなみに、お昼はコレ

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てっぱクラブ会員更新

10月25日(日)に、さいたま市にある鉄道博物館のファンクラブ(てっぱクラブ)の会員を継続更新しました。
もっとも、会員カードは毎年切り替わりますし、私の場合、古い会員の有効期限が先々週で切れて今っていましたが、特に入会金も要らないので、そのまま年会費を払って、無事会員になることが出来ました。

しかし、このところ休日と言えば次男の野球中心に動いているので、当面の間はあまり鉄道博物館へ行く機会が無いかもしれません。そうなると、年会費の元が取れないままとなりそうです。(涙)

ラストラン 2

先週13日の金曜日に、長男が東京駅の喧騒の中、コンパクトデジカメで「はやぶさ/富士」の最後の出発の様子を撮影してきました。

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夕闇迫る中での撮影だったので、シャッタースピードが遅くなり、手振れ補正機能でも救いきれないブレが発生していたようです。まあ、ニュースでの映像を見た限り、あの大混雑ではじっとカメラを構えていられることなど、常人では不可能に近いことだったのでは無いでしょうか。掲載した写真は、結構補正しました。

ちなみに、出発時の様子は動画に収めてきていました。新幹線ホーム側からの画像ですが、限られた撮影時間を上手く使っていたようです。

ラストラン

今夜で、東京を走るブルートレインが姿を消します。
あちらこちらのニュースでも伝えられ、鉄道ファンのブログ・サイトでも数多く取り上げられていることとは思います。4年前に、さくらとあさかぜが廃止になったときに、そう長い間をおかずにこの日が来るであろうことは想定されていたことだと思います。鉄道ファンとしては、一時代を築いた列車が無くなるのは寂しい限りですが、やはり時代の流れには逆らえないところでしょう。

鉄道ファンの長男は、東京駅まで最終の「はやぶさ・富士」の出発の様子を撮影に行きました。とんでもない人ごみであろう事は予想していて、夕方5時には東京駅にいたようです。(どこかのテレビニュースの画面に映っているかもしれませんが。。。)で、14日の朝、上り最終列車の到着の様子を見に行くと言っていましたが、さて夜更かし・寝坊常習の息子は見に行けるかな~?

さて、今宵の雨は惜別の涙代わり?

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