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放射性物質の除染

放射性物質は、放射線を出して自己崩壊を待つ以外、放射線の発生を止める手立てはありません。(厳密には、核反応(核融合や核分裂)を起こさせれば止まるものもありますが、その過程で大量の放射線が出てしまいます。また、核反応後でも放射線を出し続ける物質が生まれます。)
自己崩壊は半減期という尺度で表されますが、物質によって異なり、ニュースでも話題になるセシウムなどは数十年というものもあります。

よって、除染した場所そのものからは物質は取り除かれても、放射線を遮断(閉じ込める)しない限り、どこか別の場所(仮置き場等)で放射線は出続けるわけです。一方の現実として、量は減ったとは言え事故を起こした原発からは、未だに放射性物質が放出され続けていますしね。
ニュースで、放射性物質がある表土をはぎ取る様子がありましたが、はぎ取った表土の保管場所では、放射性物質も集積されることになり放射線量が増えるのではないかと危惧されます。実際似たような問題が、下水処理場の汚泥処理で発生していますので。

放射線への不安はもちろんありますし、国や東電の情報開示も不信をぬぐえない部分があって心配になる気持ちはよく判ります。ただ、私個人としては、数マイクロシーベールトのレベルであるなら、あえて除染にこだわらないくても良いのではないかと感じています。
現実に放射性物質は飛散・拡散してしまい、元の鞘に納める術はありませんし、ましてや瞬間的に放射線を出さなくするような(放射能)除去装置は、アニメの中の夢物語なので…

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