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鶏ではなく豚から

メキシコとアメリカで、新型インフルエンザではないかと思われる症例が発生しているようです。

その(人対人で感染する)新型と疑われるインフルエンザは、従来危惧されていた鳥インフルエンザ由来のもの(H5Nx型)ではなく、豚インフルエンザ(H1N1亜型)の変異型ではないかとの事です。このH1N1亜型はA型のインフルエンザで、従来から豚に感染するウイルスとして知られているものだそうですが、人間に感染するA型(同じくH1N1亜型)とはまったく別の種類だそうです。(って、ややこしいぞ)
いずれにしても、人間にとって新型であり未知のウイルスであることには変わりがなく、メキシコで1千人近くの罹患者がでているのはその証左でもありましょう。アメリカでは、豚インフルエンザなのにも関わらず、豚と接触していない人ばかりが発症しているので、人から人へ感染したものと見られているようです。当然、ワクチンも用意されていないので不安ではありますが、既存の抗インフルエンザ薬も効果があるようで、致死率が100%と言うことはないようです。このウイルスの毒性(人への影響)や感染力などは、これから詳しく調査されるとの事です。

今まで、新型インフルエンザと言うと鳥インフルエンザばかりに気が向いていましたから、豚インフルエンザは伏兵と言う感じです。もっとも、今まで人に感染してきたインフルエンザは、そのほとんどが豚を介在して人への感染力を備えたとも言われていますから、鳥インフルエンザに比べれば新型が出現しやすい状況だったのかもしれません。当面、メキシコへ行かれる方や知り合いがいる方は、充分注意していただくしかないでしょうか。

今の社会では、感染地域の拡大を防ぐことは、まず無理でしょうから、一日も早くウイルスの解析とワクチンの製造が行なわれることを祈るばかりです。

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