« ガソリン値上げ | トップページ | 買い間違い »

6月1日からの道路交通法改正

ニュースでご存知の方も多く、ご近所のブログでも話題になっていますが、この6月1日から道路交通法が改正されました。改正の概要は、警視庁のサイト等をご覧頂くとして、最も話題になっているのは、後席シートベルトの着用義務化でしょうか。観光バスからタクシー、果ては天皇皇后両陛下を除く皇族まで、どの座席においても等しくシートベルトを着用しなければならなくなりました。(路線バスは適用除外ですが、ホテルなどの送迎バスは着用義務があるようです。)ただ、我家ではミニバンに乗っていて、以前から子供たちにシートベルトを着用させていたので、自分がタクシーに乗るときを除けば、さほど気にはなりません。(タクシーに乗ることも、最近は少ないのですが)

で、個人的に最も気になっているのは、自転車に関する改正事項です。特に、今までは特に許可された場所以外、原則として歩道は通行禁止となっていたものが、13歳以下の子供と70歳以上の高齢者及び身体障害者については、基本的に自転車での歩道の通行が認められたことです。これについては、現状の日本(特に都市部)の交通状況から見れば、自転車が被害者となる事故の抑制のためには、理解できる所です。が、他方で歩行者対自転車の事故が増えていると言う現実もあります。今まで違法とは言え、事実上黙認されてきた自転車の歩道通行が一因となっています。車道では、交通弱者(被害者)となる自転車が、歩道では逆に強者(加害者)となってしまうのです。今までは、自転車側の責任が大きく問われる(歩道通行の許可がある場所でも、歩行者優先が義務付けられていた)ことが多かったのですが、歩道通行が認められることによって、自転車の責任の重さと言うか、他者との関係に変化が生じるような気がしています。
と言うよりも、自転車に乗るときのルールやマナーについて、どれほどの人が正しく理解しているのか、はなはだ疑問に思っています。

今回の改正の中では、歩道の通行のみならず、子供に関する改正事項もいくつかあります。これは、対象となる子供たちは、基本的に学校で学ぶ機会があるわけですが、他方、高齢者については、運転免許でも持っていない限り、道路交通法に関して知見を広げる機会はほとんど無いに等しいのではないでしょうか。
法律の改正も必要ではありますが、当事者となる人々への周知と理解促進の活動も、徹底して欲しいと思うところです。

今回の改正のニュースの中では、あまり触れられていないように思いますが、聴覚障害の運転者に関する改正事項として、運転要件(条件)の緩和と聴覚障害者マークの掲示義務付けがあります。私は、冒頭紹介した警視庁のサイトを見るまでは、このマークのことをまったく知りませんでした。特に、私の周囲には、(幸いにも)聴覚障害のある者がいなかったので、ことさら認識する機会がありません。仮にそのまま、この先自分の車を運転しているときに、聴覚障害マークを目にしたとしても、その意味を理解できずに適切な対応が取れなかったかもしれませんから。

« ガソリン値上げ | トップページ | 買い間違い »

ニュース」カテゴリの記事

自動車」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ガソリン値上げ | トップページ | 買い間違い »