« 今夏の電力事情 | トップページ | いよいよ老眼鏡か »

Winny は、火薬と同類か?

ファイル交換ソフトとして名を馳せていた「Winny」の作成者が、著作権違反のほう助罪として検挙されました。
また、「Winny」をネット上で積極的に紹介していたWebサイトの運営元も、捜索を受けたとか。
パソコンソフトの業界にとっては、なかなかエポックメイキングな出来事だったようです。
著名なソフトの作者が検挙された例では、「GMASK」関連の事件がありました。
ただし、このときの検挙はソフトそのものの違法性が問われたわけではなく、作者の公開していたWebサイトのリンク先にわいせつ性が高いものがあったというものでした。

さて、ここから私見の暴論です。 ヾ(^^;)

「Winny」と言うソフトの機能は、純粋に技術面で見れば素晴らしいものでしょう。
そこで使われている技術や技法は、コンピュータネットワークの世界では、十分に有用なものであるに違いありません。
ですが、「Winny」と言うソフト自体の公開目的が、著作権法に違反することを助長したと言うことのようです。
(裁判前ですから、検挙の理由としてと言う範疇の話です。)

似たような関係として、火薬と爆弾が当てはまらないでしょうか?
火薬は、古代中国で発明されて以来、人間の社会生活に語りつくせないほどの多くの恩恵をもたらしてくれています。
建築土木のみならず、花火などの華やかな演出も、火薬があればこそです。
火薬を利用して、ダイナマイトと言う道具に仕上げたのが皆さんご存知のとおりノーベルです。
ダイナマイトは、人を殺せます。殺人のほう助の可能性がありますね。
で、彼が生きていたら、日本では逮捕されてしまうのでしょうか?
日本では、包丁を例えにして、道具と使う人間の関係を説明することが多いですが、包丁は料理の道具です。
殺人に使うのは明らかに利用目的を逸脱していると思うので、ちょっと違うかなと言う気がします。
うーん、ダイナマイトも同じでしょうか。

かたや、多くの兵器(銃器)は火薬を使うのが前提ですね。
鉄砲、大砲、ミサイル…
人殺しの道具に使われるのが必然となる火薬を発明して広く頒布したら、捕まるということなのでしょうか?
いや、Winnyは火薬ではなく、銃器なのでしょうか?
「火薬を使う鉄砲を発明しました。狩猟が楽になります。でも、殺人にも使えます。」
「Internetでファイルを交換するソフトを発明しました。データのやり取りが楽になります。でも、著作権のあるソフトの無断配布にも使えます。」
もしも銃器の扱いとまったく同じ考えだとしたら、Winnyの所有・利用を審査登録制にすればOKだったのかも? ヾ(^^;)

私はWinnyは使ったことがありません。
この作者がどのような意図を持っていたかも、正確には把握はしていません。
報道によれば、著作権違反となる行為をそそのかすような発言をネット上でしていたとも言われています。
が、やはり今回の検挙理由は、素直に受け止められない部分が残ります。

« 今夏の電力事情 | トップページ | いよいよ老眼鏡か »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4383/581722

この記事へのトラックバック一覧です: Winny は、火薬と同類か?:

« 今夏の電力事情 | トップページ | いよいよ老眼鏡か »